TOEFL iBTスコア関連情報を徹底調査

【TOEFL iBTスコア基本情報】

TOEFL iBTはReading・Listening・Speaking・Writingの4セクションが各30点で計120点満点です。スコアレポートに基づく各セクションにおけるスコアレベルのレンジは下記の通りです。




ReadingListening
レベルHighIntermediateLowHighIntermediateLow
スコアレンジ30-2221-1514-030-2221-1413-0






Speaking
レベルGoodFairLimitedWeak
1 問当たり平均素点4.0-3.53.0-2.5< /td>2.0-1.51.0-0
スコアレンジ30-2625-1817-109-0






Writing
レベルGoodFairLimitedScore of Zero
1問当たり平均素点5.0-4.03.5-2.52.0-1.00
スコアレンジ30-2423-1716-10


Speaking という異質のセクションがあるのであくまで目安ですが、iBT/CBT/PBTの得点換算表は下記の通りです。




iBT12011010090807060504030200
CBT30027025023321319317014312093630
PBT677637600577550523497463433397350310

ちなみにStanford Universityの大学院留学で求められるTOEFLの最低点は、
・博士課程(全分野):iBT100点(PBT600点/CBT250点)
・修士課程(人文科学・社会科学・教育):iBT100点(PBT600点/CBT250点)
・修士課程(工学系):iBT89点(PBT575点/CBT230点)
となっています(Minimum TOEFL Requirements@Stanford)。

受験者には全4セクションの Official Score Reportが郵送されます。TOEFLスコアの有効期限は2年間です。出願時に2年を超えているスコアは正式なものとしては受け入れられないので、再受験する必要があります。受験1回目のスコアが芳しくない(と思われる)としても、提出締切日を鑑みて余裕を持ったスケジューリングを行った上で、複数回受験することをお勧めします(私は8回受験しました…かなり予算的に痛かったですけれども)。書籍やテキストといった紙上の問題を解くのと、PCの画面で問題を解くのとでは大違いです。フォントや文字サイズの違い、スクロールの有無といった違いがたくさんあり、特にReadingの長文読解時や Writing時(試験時のキーボードが若干一般的なものと異なる)に“違和感”を強く感じるはずです。

大学院側にはベストスコアだけ送付すれば良いので、初期の低得点にこだわることなく、しっかり準備・練習を行って何回も受験すべきでしょう。


【スコアの確認】

TOEFL iBTを受験してどのくらいで得点結果が分かるのでしょうか。PBTのスコアレポートが受験者の元に届くのが試験当日から約50日程度要するのに対し、 iBTに関して言うと、米国ETSで採点が終了するのが試験当日から15日以内で、つまり約2週間でMy Home Pageを通じて自身のスコアを確認することができます。受験者控え用のスコアレポートが日本に送られてくるのは、試験当日から約1ヵ月後が目安となります。





【スコアレポート】

TOEFL iBTには、"Examinee Score Report"と"Official Score Report"の2種類のスコアレポートがあります。どちらも同じ点数が記載されますが、用途が異なります。

Examinee Score Report(受験者用控えスコアレポート)…受験後に米国ETSより受験者宛に1通のみ送付され、原則再発行はありません。各セクション毎の受験者の獲得点数はもちろん、「スコアの持つ意味」の解説 (Performance Descriptor)も示されます。あくまで受験者の確認用なので、多くの場合公式なスコア証明書としては認められませんが、本スコアレポートをコピーした上で提出させる機会は無きにしも非ずですので、忘れずに保管しておきましょう。
※TOEFL iBT申込時にスコアの確認方法を「Web(My Home Page)での確認のみ」とした場合は送付されません。

Official Score Report(公式スコアレポート)…受験者の希望で米国ETSから直接志望団体/機関に送付され、受験者には送付されません。これは公式な目的でスコアレポートを提出させる際に改竄できないよう配慮されているためです。志望団体/機関がTOEFLテストスコアの提出を要求している場合は通常このスコアレポートを指しています。

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