Readingセクション攻略のコツ - 28点は取りたい。

Reading/Writing中心英語教育を受け続けている我々日本人にとって、Speakingで8割9割獲得することが難しい以上、ここで点数を確保しておかないと全体としてまずい結果になってしまいます。

僕が考えるに、Readingセクションのアプローチは大まかに分けて2通りあります。
(1)1度パッセージを全部読んで内容を把握してから、各問題に取りかかる
(2)パッセージを全て読まず、各問題が出題される際に指定段落及び周辺の文章を読み解答する
自分は(2)の方法で解きました。(1)のように最初にパッセージを通読して問題を解くと、制限時間のプレッシャーで焦り、自分の頭の中で文章内容を勝手に他の情報で補完してしまい、「なんとなく」で選択肢を選んでしまうことが往々にあります。問題は主に一段落内の情報を基に出題され、パッセージの流れに沿って設問の順番が構成されるので、序盤の問題がパッセージ最終段落にあるということはほぼありません。ゆえに(2)のように設問を解きながら文章を読んでいくと、自然とパッセージ全体を読むことができ最後の文章要約問題も解くことができるのです。

そして結論から言うと、問題にしやすい箇所をいかに簡潔にメモするか、そして、いかに速く読めるか、が大事になってくるかなと思います。

基本的な英文内ロジックパターンは全部でおおよそ4つ。付随するA・Bの流れはメモの仕方の例と考えて頂ければ OKです。
 1. Analogy(類似:similarly, just as) A≒B
 2. Contrast(対照:compared with, unlike) A⇔B
 3. Example(例示:for example) A→B
 4. Causation(因果関係:as a result) A⇒B
特に頻出なのが3.Example で、ReadingのみならずListeningでもよく問われます。"Why B?"と聞くことで、Aを答えさせたい、という形です。キーとなるフレーズを抜き出し関連性を簡単に図示することで、後でメモを見返した時分かりやすいです。

またOpinion Markerは文章構成を把握する上で重要な語句となります。
 1. 形容詞・副詞
 2. 助動詞・seem to(動詞に著者の主観を加える)
 3. 逆説表現の後(but, however)
 4. Therefore, In conclusion, Thus…

そして文章の読み方としては、
 1. 単語単位で読まない…単語をグループ単位で認識する
 2. ブツブツ口に出して読んだり、ペンや指で文字を追ったりしない
 3. 目の動きは止めない…分からない箇所があれば止まるのではなくスローダウンする
 4. 頭を左右に動かさない

ということを、自分にとって効果的な方法を取捨選択してTipsとして頭に入れておくと良いと思います。

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