どう考えても上手くならない日本人の英語への薬

頭脳の発達において不可欠な小中高大学時代に『読み書き受験英語』しか勉強していない日本人にとって、心地良い発音でのスムーズな英会話なんてできるはずないという結論に至りました。もしできるとしても、前提として日本生まれに本育ちのバックグラウンドであればまず自分は"ゼロ"と認識し、そこから這い上がり何とか食らいつくというアプローチしか取れないと思います。本当にネイティブライクに話したければ1日30分のSkype英会話とか毎週の駅前英会話じゃ、レベルゼロのまま背伸びするようなものなので無理です。できないながらも要所を押さえる、というのがポイントです。でもって、それならそれで戦い方はあると思うわけです。

昨今海外留学しないとダメだと言う方々が多いのですが、そりゃその通りだとも思うんだけども、純粋なドメスティックな環境でも世界と戦える価値を生み出せる人は生み出せるわけで、何でかって言うと英語なんてただモノを伝えるためのツールに過ぎないわけです。確かに伝え方を磨いて洗練させるのは非常に大事だけれども、肝心なのは伝えるモノ。人間馬鹿じゃないんで、向こうの人たちも目を見てきちんと話されたら「うんうん」と言わざるを得ません。あと、分からないことはきちんと分からないと言えば彼ら説明してくれます。本気で100%伝えたかったらネイティブの通訳を随伴させれば良し。僕はそんなお金無いので、分からないなら分からないなりに自分で調べて喋ってみたり直接尋ねてみたり、とりあえずここだけ伝えられれば良いやという線引きをしてから話をします。

ただその何かを作る時に日本の競合とかだけを見てるようじゃあきませんというわけです。英語というコミュニケーションツールを超えるだけの価値を作り出すには、もはや日本国内だけを見てれば良い状態なんてとっくの昔に過ぎ去ってますし、海外発情報をいかに迅速かつ丁寧に振り分け意図を理解できるか、少なくとも英語のリソースを見て分析するために英語の読みってのは大事なわけです。つまり日本のモノづくりが低調気味なのは、決して日本の技術が衰えているからという理由だけが問題なのではなく、今までの日本製品No.1神話にすがり続けているわけではないにしろ、日本を見続けてきて成長している英米諸国の成長度や今までとの違いを実感として測りきれていない・比較分析しきれていないのが原因の1つではないかと僕は見ています。そもそも世界で勝つことを考えている英米諸国とは端からスタンスが違うのですが。あと、Lost in Translation、下手にメディアが単に文法的に翻訳した海外市場関連報道やニュースに情報収集を依存して、文脈的理解が及ばず届けようとしていた真意が歪曲されたままそれをフィルタリングせず取り込んでしまう傾向にあるのも1つかと。

と、いうわけで、人間でも情報でも何でも良いので常に"英語"の中に身を置くことが必要で、昨今の子供手当やら何やら行うお金があれば、小中高大学の英語の先生を全員ネイティブスピーカーに総入れ替えしたり、一定数の海外出身者を雇用する教育機関限定のAffirmative Actionを認可したり、他教科の教科書を英語化させたり、そのぐらいのラディカルな施策もあって良いのではと思う今日この頃でした。

Readingセクション攻略のコツ - 28点は取りたい。

Reading/Writing中心英語教育を受け続けている我々日本人にとって、Speakingで8割9割獲得することが難しい以上、ここで点数を確保しておかないと全体としてまずい結果になってしまいます。

僕が考えるに、Readingセクションのアプローチは大まかに分けて2通りあります。
(1)1度パッセージを全部読んで内容を把握してから、各問題に取りかかる
(2)パッセージを全て読まず、各問題が出題される際に指定段落及び周辺の文章を読み解答する
自分は(2)の方法で解きました。(1)のように最初にパッセージを通読して問題を解くと、制限時間のプレッシャーで焦り、自分の頭の中で文章内容を勝手に他の情報で補完してしまい、「なんとなく」で選択肢を選んでしまうことが往々にあります。問題は主に一段落内の情報を基に出題され、パッセージの流れに沿って設問の順番が構成されるので、序盤の問題がパッセージ最終段落にあるということはほぼありません。ゆえに(2)のように設問を解きながら文章を読んでいくと、自然とパッセージ全体を読むことができ最後の文章要約問題も解くことができるのです。

そして結論から言うと、問題にしやすい箇所をいかに簡潔にメモするか、そして、いかに速く読めるか、が大事になってくるかなと思います。

基本的な英文内ロジックパターンは全部でおおよそ4つ。付随するA・Bの流れはメモの仕方の例と考えて頂ければ OKです。
 1. Analogy(類似:similarly, just as) A≒B
 2. Contrast(対照:compared with, unlike) A⇔B
 3. Example(例示:for example) A→B
 4. Causation(因果関係:as a result) A⇒B
特に頻出なのが3.Example で、ReadingのみならずListeningでもよく問われます。"Why B?"と聞くことで、Aを答えさせたい、という形です。キーとなるフレーズを抜き出し関連性を簡単に図示することで、後でメモを見返した時分かりやすいです。

またOpinion Markerは文章構成を把握する上で重要な語句となります。
 1. 形容詞・副詞
 2. 助動詞・seem to(動詞に著者の主観を加える)
 3. 逆説表現の後(but, however)
 4. Therefore, In conclusion, Thus…

そして文章の読み方としては、
 1. 単語単位で読まない…単語をグループ単位で認識する
 2. ブツブツ口に出して読んだり、ペンや指で文字を追ったりしない
 3. 目の動きは止めない…分からない箇所があれば止まるのではなくスローダウンする
 4. 頭を左右に動かさない

ということを、自分にとって効果的な方法を取捨選択してTipsとして頭に入れておくと良いと思います。

GRE Verbalで500点以上取るための必須英単語4000

GRE Verbalセクションを攻略するために必要なのは圧倒的な英単語力です。
しかし中々英単語暗記に時間が割けず、効率的なGRE対策に頓挫してしまう方々がたくさんいらっしゃいます。
そこで、Barron's GRE掲載の必須暗記単語リストの中から厳選した約4000語を、外国語学習Webサービス iKnow.jp(旧 smart.fm)を利用してここで公開したいと思います。
このiKnow.jpを最大限に活用することで、苦手な系統の英単語にフォーカスを当てつつ必要暗記単語の全体把握を効率的にできるので非常に便利です。しかも発音までしてくれるので大助かり。自分の場合は、以下のリスト内の単語約 4000語をぜーーーんぶ自分の単語データベースに登録し、iKnow.jpアプリケーションを使って制覇しました。気の遠くなる作業でしたが、やって損は無かったとはっきりと言い切れます。これがあったら、他の書籍や予備校はいらないのでは、と思える代物です。

TOEFL iBT Writing 全2問対応テンプレート

さて、TOEFL iBTのラストを飾るセクションのWritingですが、これまた英文をタイプし慣れていない方には非常にハードなセクションです。QWERTY形式ではありますがキーボードも一般的な日本版キーボードではありませんし、たった2問で30点満点が決まってしまうためかなりのプレッシャーがかかってくると思います。そこで、ここでもやはりSpeaking同様テンプレートがある程度の高レベルまでは引き上げてくれます。それでは各問題ごとに分析してみましょう!


問題1(Integrated Task……Reading+Listening+Writing):
・Academic Lecture(学術的講義)
・文章通読時間 3分 / リスニング時間2分~2分半 / 回答時間20分
・様々な分野の学問的文章(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など)をまず読み(4段落程度:約230~300 語)、その後、 Readingの文章に対して主に否定・批判・誤謬指摘を行うための講義(約230~300語)を聞き、文章内容に対する批判的講義概要とそれを具体的説明を筋道立てて回答します。
・記述語数:150~225語

【テンプレート:問題1】

The lecturer talks about research conducted by (研究の主体) on (研究のテーマ).
He says that the theory mentioned in the reading passage proved to be inaccurate considering when compared to what happened for real.
First, __________ (Listeningの内容を9割).
 This is in contradiction to what is indicated in the reading passage.
Second, __________ (Listeningの内容を9割).
 ~,which the passage does not predict.
Third, __________ (Listeningの内容を9割).
 This is yet another part that contradicts what the reading says.
Therefore the main points made by the professor in the lecture cast doubt on the points made in the reading passage.



この問題1で注意して頂きたいのは、あくまでListeningがメインだということ。問題文を見れば一目瞭然です。"Summarize the points made in the lecture you just heard, explaining how they cast doubt on points made in the reading."の中に、Reading内容を要約せよとは書いてませんし、ダイレクトに「今聞いた講義(=Listening)のポイントを要約せよ」と書いています(cast doubt onの代わりにchallengeが用いられることもありますが、この2つは同義です)。また、至極稀にListeningがReadingを支持する場合がありますが、99%の割合でListeningはReadingに対する批難・反論を理由付きで説明しています。



問題 2(Independent Task……Writing only):
・Something Familiar(一般的質問)
・回答時間30分
・事柄・状況などの一般的トピックに関して自身の嗜好及び価値観・意見とそれを裏付ける理由を記述します。
・記述語数:300語

【テンプレート:問題2】

In Japan, where I currently live, many people might think that _______.
However, I would personally prefer to/ agree with the point of view that _______ for the following reasons.
First of all, _______.
 To give a personal example, _______. (3~4文)
 This experience shows that _______.
Beyond that, _______.
 Specifically, _______. (3~4文)
 Therefore, as the example above illustrates, I strongly believe that _______.
Of course, there would be advantages in _______.
 For example, if (条件節) , then _______.
 Also, _______.
I, however, find more advantages in _______.
In conclusion, I prefer to/think that _______.



問題2で好まれるのは個人の具体的経験に裏打ちされた意見の論理的構築です。上記の問題 2の答え方の流れとしては、【自分の意見をまず表明】→【理由(1)及びその具体的説明】→【理由(2)及びその具体的説明】→【異なる意見へのフォロー】→【だが結局自分の意見を支持】となります。字数・時間制限の都合上【異なる意見へのフォロー】は甘んじて省略しても良いと思いますが、意見の多様性・視野の広さをアピールするためにも書いておいて損は無いでしょう。問題1と比べて決まった構成が無いですし記入文字数も多いので意外と苦労するのが問題2ですが、具体例を盛り込みつつきちんと流れを俯瞰的に捉えて執筆していけば高得点は期待できるでしょう。

TOEFL iBT Speaking 全6問対応テンプレート vol.3【問題5・6】

Speakingセクションの問題5・6は問題3・4と同様にIntegrated Task(Listening+Speaking)で、Readingが無い分簡単かと思いきや、今まで以上にListeningスキルが問われ英語の地力が求められる問題となっています。


問題5(Integrated Task……Listening+Speaking):
・Campus Conversation(大学のキャンパス内での会話)
・リスニング時間60~90秒 / 準備時間20秒 / 回答時間60秒
・主に2人の学生が登場し一方が問題や悩みを提起しもう一方が2つの解決策とその理由を述べるというキャンパスで交わされる会話(約180~220語)を聞き、Listeningに基づき問題点を要約して2つの解決策のうちどちらを支持するか、加えてその理由をまとめて述べます。

【テンプレート:問題5】

Two students are talking about the man/woman’s problem.
The problem is that (問題点をまとめる).
I prefer the first/second solution. I think he/she should (2つのSolutionのどちらかを選ぶ).
(自分の具体的な意見と理由を述べる)
(In conclusion, _____.)



制限時間60秒の中で、問題点の要約・解決策の選択・その解決策を選んだ理由を述べなければなりません。よく"解決策の列挙"(2つの解決策を簡単に説明する)を盛り込む受験生がいますが、よく問題を見て下さい、解決策を説明するようには書いていません。ですから文章の流れの中で解決策を列挙するのは間違いだとは言いませんが、決して採点ポイントにはなっていないので省略しても良い部分です。



問題6(Integrated Task……Listening+Speaking):
・Academic Lecture(学術的講義)
・リスニング時間90~120秒 / 準備時間20秒 / 回答時間60秒
・様々な分野の学術的講義(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など:約230~280語)を聞き、講義の主題とそれを支える具体的事例や説明事項を筋道立てて回答します。

【テンプレート:問題6】

A professor is discussing (議題). (He/She used two points to illustrate this idea.)
First, he/she makes the point that (第1のポイントと説明).
Second, the professor mentions that (第2のポイントと説明).
(I learned from this lecture that _____.)



問題6は最終問題とはいえ他のIntegrated Taskに比べると、割と考えやすい問題です。教授が何について話しているかをきちんと捉え、必ずその議題を支える2つの説明項目・具体例を入れるので、その2つをきちんと過不足なくきちんと要約し説明できればこちらのものです。

TOEFL iBT Speaking 全6問対応テンプレート vol.2【問題3・4】

Speakingセクションの問題3・4は問題1・2と大幅に異なり、問題構成要素がSpeakingだけでなく、 Reading+Listening+Speakingの3項目で、総合的な英語コミュニケーション能力を問われる問題となっています。


問題3(Integrated Task……Reading+Listening+Speaking):
・Campus Conversation(大学のキャンパス内での会話)
・文章通読時間45秒 / リスニング時間60~90秒 / 準備時間30秒 / 回答時間60秒
・キャンパス内の事柄に関する文章(主に大学側から通知された規則や方針)をまず読み(約70~100語)、その後キャンパスで交わされる会話(主に学生同士:約150~200語)を聞き、Reading・Listeningに基づき、自分の意見・考え及びそれを支持する理由をまとめて述べます。

【テンプレート:問題3】

A man and a woman are talking about an announcement from the university.
According to the announcement, the university has decided to (大学のアナウンス内容).
The man/woman seems to agree/disagree with (大学のアナウンス内容).
First, (話者の結論と理由(1)).
Also, (話者の結論と理由(2)).


冒頭の文章ですが、この場合登場人物が男女1人ずつではないかもしれませんので、"Two men are..." "Two women are..." または、"Two students..." などと置き換えられます。また2文目も、大学側が何かしらの意思決定をした場合ではなく、単なるお知らせの場合もありますので、"a notice from the university says that..." などと適宜変えるのも1つの技です。



問題 4(Integrated Task……Reading+Listening+Speaking):
・Academic Lecture(学術的講義)
・文章通読時間45秒 / リスニング時間60~90秒 / 準備時間30秒 / 回答時間60秒
・様々な分野の学問的文章(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など)をまず読み(約70~100語)、その後、 Readingの文章に具体性を与えるための講義(約150~200語)を聞き、文章の概要とそれを具体的に説明する講義内容を筋道立てて回答します。

【テンプレート:問題4】

A professor is giving a lecture on a text about (リーディングのタイトル).
According to the text, (リーディングの内容をまとめる).
The professor supplements the reading passage by giving specific examples (of _____ ).
(レクチャーの内容をまとめる(注:ここでリーディングの反論は無い))


リーディングのタイトルは、ここでもありますように、内容理解及びその後のスピーキングで非常に大事になってくるので必ずメモしておきましょう!教授が説明する講義内容だけでなく、問題文でリーディングテキストを簡単に要約するよう言われるので、両方ともにきちっと制限時間内に言えるように時間配分に気をつけつつ簡潔かつ具体的にまとめる必要があります。教授はよく幾つか具体例を出して説明するので、その大事な情報を漏らすことなく盛り込むことができれば高得点は期待できます!

TOEFL iBT Speaking 全6問対応テンプレート vol.1【問題1・2】

TOEFL iBTで日本人が最も苦手とするSpeakingセクション。日本人がある程度のレベルまで行くためには、やはりテンプレートを使ってしまった方が効率的です。各設問の傾向と対策に則って、自分なりに作り上げたテンプレートをこの場で公開したいと思います。

早速説明しますが、 Speakingセクションの問題1・2はIndependent Taskで、若干形式は違えど、指定トピックに対する自分の意見及び支持する考えを答えさせる問題が2つ続きます。解答方法としては、具体的に自分の意見及び考えを述べ、それを裏付ける理由を2点ほど説明する、という流れが汎用的かと思います。

問題 1(Independent Task……Speaking only):
・Something Familiar(一般的質問)
・準備時間15秒 / 回答時間45秒
・人物・事柄・状況などの一般的トピックに関して自身の嗜好及び意見とそれを裏付ける理由を述べます。

問題2(Independent Task……Speaking only):
・Something Familiar(一般的質問)
・準備時間15秒 / 回答時間45秒
・2つの意見・考えのうち自分が支持する方を選び、その理由を説明します。


【テンプレート:問題1・2共通】
I think that ___ should be _____. / I prefer to _____.
One of the reasons is that _____.
Additionally, _____.
(具体例:in my university days, _____. )



理由を述べる場合、"First,..."という副詞で文章を始めてしまうと、採点官は"Second,..."を聞かないと気が済まなくなります。というか、文章構成が破綻してしまいます。ゆえに"First,..."の文章中で回答が途切れてしまったら、"Second,..."が無いことで齟齬をきたして減点になりかねません。ですが、"One of the reasons is that" と言うことで、この文の途中で制限時間の45秒が終わって理由が1つしか言えなくなっても、数ある理由の中の1つをまず述べているだけなんで、全く問題ありません。

また○gosなどの大手予備校が提供するテンプレートに、”Well, this is an interesting question...” などといった語り口調の出だしがよくありますが、設問が求める回答と全く関係ありませんし、限られた45秒の中の3秒・4秒を点数に関係ないこんなイキがった出だしに費すのは非常にもったいないのでこれは断じて必要ありません。設問が求める解答を端的かつはっきり述べることで、採点官に非常に良い印象を与えることができるのです。

(参考)
問題例:
a place you like to visit, an important event in your life,
a person who influenced you, an activity that you enjoy
study at home or at a library, take many courses or focus on,
live alone or in the dormitory,
whether or not TV has been a benefit for humanity

(1) 勉強・学校生活(favorite subject, a good teacher, alone or groups)
(2) 仕事・物事の達成(efforts or luck, working in a city or a countryside)
(3) 余暇・大衆文化(at home or go out)
(4) 社会・伝統・社会変動(tradition or progress)
(5) 人間関係・成長(self-sufficient or giving/receiving support from others)

TOEFL iBT 4セクション徹底解説【Writing】

TOEFL iBT全4セクションを締めくくる最終セクションがWritingです。これもListening同様、Independent TaskとIntegrated Taskがあり、それぞれ1問ずつの計2問が出題されます。またWritingセクションでは、パソコン画面上の指定回答フォームにキーボードを使ってタイピングして回答し、記述文字数・経過時間といった情報が画面に表示されます。

Independent Taskは、1つのテーマに対する個人的な考え及びその理由などが問われます。一方Integrated Taskは、Independent Taskとは異なってReadingやListeningなどの能力が複合的に求められ、学術的講義文章を読み(約230~300語)、その文章に基づく講義(約230~300語)を聞いた後に、その文章及び講義の内容理解・要約が問われます。

Writingセクションの概要は

・配点:0~30点
・問題数:Integrated Task 1題・Independent Task 1題

で、各問題の素点は1点刻みの5点満点で、採点官2人が両問題を担当するため計20点満点がセクション別満点30点に調整されます。
















1 問平均獲得素点獲得素点合計合計スコア< /td>
5.0020.0030
4.7519.0029
4.5018.0028
4.2517.0027
4.0016.0025
3.7515.0024
3.5014.0022
3.2513.0021
3.0012.0020
2.7511.0018
2.5010.0017
2.259.0015
2.008.0014
1.757.0012



Writing セクションの各問題出題形式・内容は以下の通りです。

問題1(Integrated Task……Reading+Listening+Writing)
・Academic Lecture(学術的講義)
・文章通読時間3分 / リスニング時間2分~2分半 / 回答時間20分
・様々な分野の学問的文章(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など)をまず読み(4段落程度:約230~300語)、その後、 Readingの文章に対して主に否定・批判・誤謬指摘を行うための講義(約230~300語)を聞き、文章内容に対する批判的講義概要とそれを具体的説明を筋道立てて回答します。
・記述語数:150~225語

問題2(Independent Task……Writing only)
・Something Familiar(一般的質問)
・回答時間30分
・事柄・状況などの一般的トピックに関して自身の嗜好及び意見とそれを裏付ける理由を記述します。
・記述語数:300語

TOEFL iBT 4セクション徹底解説【Speaking】

さて、TOEFL iBT本試験の全4セクションの中で最も日本人が苦手として現に平均スコアが低いのが、Reading・Listening後の休憩10分を挟んで3番目に行われるSpeakingセクションです。Readingに精を出す入力中心英語教育が一般的な日本人は、出力分野(Speaking・ Writing)に弱く、日本人のTOEFL iBTの平均総合スコアは66点(161ヵ国中138位)で、Speakingセクションの平均スコアは16点と調査実施国中の最下位だとのことです(ETS:The TOEFL Test and Score Data Summaries 2008年度報告)。Speakingセクションにおける各問題の回答方法としては、コンピュータに接続されたヘッドフォンマイクを利用し、コンピュータ上に表示される質問に回答するという形です。なお音声は録音されてETSの採点担当2名がスコアを付け、その2名のスコアの平均が各問題における正式スコアとして採用されます。

そして採点指標として挙げられるのが、きちんと質問に過不足無く答えられているかといった基本的項目に加え、
 ・Delivery(話し方/口調)…明瞭かつ適切な速さでの話し方
 ・Language Use(表現力)…文法・語彙の正しい利用
 ・Topic Development(トピックの展開力)…筋道立った論理構成
の3点です。各問題の素点は0.5点刻みの4点満点で、計24点満点がセクション別満点30点に調整されます。






















1 問平均獲得素点獲得素点合計合計スコア
4.0024.0030
3.8323.0029
3.6622.0028
3.5021.0027
3.3320.0026
3.1619.0024
3.0018.0023
2.8317.0022
2.6616.0020
2.5015.0019
2.3314.0018
2.1613.0017
2.0012.0015
1.8311.0014
1.6610.0013
1.509.0011
1.338.0010
1.167.009
1.006.008
----6


計 6問のSpeakingセクションは、第1・2問目のIndependent Taskと第3・4・5・6問目のIntegrated Taskがあります。Independent Taskは、1つのテーマに対する個人的な考え及びその理由などが問われます。一方Integrated Taskは、ただ口述するIndependent Taskとは異なってReadingやListeningなどの能力が複合的に求められ、大学キャンパス内での会話及び学術的な講義を聞いた後に会話に関する自身の意見及びその理由、講義の内容理解・要約が問われます。

Speakingセクションの各問題出題形式・内容は以下の通りです。

問題1(Independent Task……Speaking only)
・Something Familiar(一般的質問)
・準備時間15秒 / 回答時間45秒
・人物・事柄・状況などの一般的トピックに関して自身の嗜好及び意見とそれを裏付ける理由を述べます。

問題2(Independent Task……Speaking only)
・Something Familiar(一般的質問)
・準備時間15秒 / 回答時間45秒
・2つの意見・考えのうち自分が支持する方を選び、その理由を説明します。

問題 3(Integrated Task……Reading+Listening+Speaking)
・ Campus Conversation(大学のキャンパス内での会話)
・文章通読時間45秒 / リスニング時間60~90秒 / 準備時間30秒 / 回答時間60秒
・キャンパス内の事柄に関する文章(主に大学側から通知された規則や方針)をまず読み(約70~100語)、その後キャンパスで交わされる会話(主に学生同士:約150~200語)を聞き、Reading・Listeningに基づき、自分の意見・考え及びそれを支持する理由をまとめて述べます。

問題4(Integrated Task……Reading+Listening+Speaking)
・Academic Lecture(学術的講義)
・文章通読時間45秒 / リスニング時間60~90秒 / 準備時間30秒 / 回答時間60秒
・様々な分野の学問的文章(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など)をまず読み(約70~100語)、その後、 Readingの文章に具体性を与えるための講義(約150~200語)を聞き、文章の概要とそれを具体的に説明する講義内容を筋道立てて回答します。

問題5(Integrated Task……Listening+Speaking)
・Campus Conversation(大学のキャンパス内での会話)
・リスニング時間60~90秒 / 準備時間20秒 / 回答時間60秒
・主に 2人の学生が登場し一方が問題や悩みを提起しもう一方が2つの解決策とその理由を述べるというキャンパスで交わされる会話(約180~220語)を聞き、 Listeningに基づき問題点を要約して2つの解決策のうちどちらを支持するか、加えてその理由をまとめて述べます。

問題6(Integrated Task……Listening+Speaking)
・Academic Lecture(学術的講義)
・リスニング時間90~120秒 / 準備時間20秒 / 回答時間60秒
・様々な分野の学術的講義(ある学問分野における意見・理論・概念・法則に関する具体的事例及び説明など:約230~280語)を聞き、講義の主題とそれを支える具体的事例や説明事項を筋道立てて回答します。

修士でも申請できる大学院留学奨学金一覧

海外大学院留学に際して奨学金を支給してくれる財団及び各種団体が数々あります。ほぼ全ての奨学金にapplyしたものの、やはり学術志向の高い博士課程の方々への割り当てが多く、加えて学部時代の成績がネックになって?笑、自分はどれも決勝ラウンドへ上がれず予選落ちでした。とはいえ、修士課程の方々も申請できる奨学金支給団体は少数ですので、以下にリスティングしましたのでご覧下さい。また他にもこんな団体が修士向けの奨学金出してるぞーなんていう情報をお持ちの方は是非是非ご連絡下さい!

独立行政法人日本学生支援機構留学情報センター - 海外留学のための奨学金
対象者が渡航前の方(日本国内募集)、既に留学中の方(現地の学校・研究所、団体が募集)向けの情報が総合的に掲載されています。日本学生支援機構の奨学金/地方自治体・民間団体の奨学金/外国政府等の奨学金/日本の大学等の奨学金/金融機関による教育ローン/海外で募集される奨学金などに関する情報があります。

ICC国際交流委員会 - 奨学金一覧
政府・民間各種の奨学金情報を集めリスト化して公開しています。

日米教育委員会 - フルブライト奨学金 - アメリカ留学奨学金制度一覧
日米両国政府が共同運営管理する公的サービスですので、米国大学/大学院留学情報はもちろんのこと、奨学金関連情報が非常に充実しております。

International Scholarship Search(英語)
国別・専攻別で申請可能な奨学金を検索できます。

留学リンク集 - 奨学金・教育ローン
奨学金各種情報がリンク集として提供されています。


【各種奨学金支給団体】

日本学生支援機構 - 長期派遣留学生交流支援制度
日米教育委員会 - フルブライト奨学金
ロータリー財団 - 国際親善奨学金
財団法人 国際文化教育交流財団
財団法人 村田海外留学奨学会
財団法人 伊藤国際教育交流財団
財団法人 中島記念国際交流財団
財団法人 本庄国際奨学財団
財団法人 平和中島財団
財団法人 吉田育英会

アジアやヨーロッパへの留学、または女性限定、みたいな奨学金は他にありまして、今回は男女ともに応募できる北米大学院留学に特化した奨学金情報とお考え下さいませ。フルブライト奨学金やロータリー財団は申請締切が早いので要注意ですが、チャンスを逃さないよう大学院留学を志す方はぜひ全ての財団に申し込んでおきましょう!

ちなみに StanfordのWebサイトでは海外大学院生でも申請可能な主立った奨学金(主に在学生・研究者が学外で研究活動をする際にapplyできるものですが)をリスト化して掲載しています。
Scholarships for Study Outside the U.S - Bechtel International Center